シャロウ・グレイブ(1994年 イギリス チャンネル・フォー・フィルムズ) 監督 ： ダニー・ボイル 脚本 ： ジョン・ホッジ 製作 ： アンドリュー・マクドナルド 製作総指揮 ： アラン・スコット 音楽 ： サイモン・ボスウェル 撮影 ： ブライアン・テュファーノ キャスト ： ユアン・マクレガー アレックス・ロウ （新聞記者） ケリー・フォックス ジュリエット・ミラー （医師） クリストファー・エクルストン デビッド・スティーブンス （会計士） キース・アレン ヒューゴ （四人目のルームメイト） ケン・スコット 刑事 ジョン・ホッジ ミッチェル （刑事の助手）

英アカデミー賞 アレクサンダー・コルダ賞受賞
TRAILER

---同居している三人組が新しいルームメイトを招いたが、その男が部屋で死んで・・---

☆ユアン見たさで見たが、これが面白くてこわい。同居人の一人デビッドが哀れでこわくて、どこかおかしさがある。オープニングの街中を走る映像の早回しから気に入り、音楽がとてもいいし、三人の部屋がおしゃれだし。ラストもいいですね〜最高。ダニー・ボイルはいいぞぉ。 絵がスタイリッシュでクール。どの作品見ても思うけど、ダニー・ボイルの映像ってブルーと赤が綺麗。ひんやりとした あまり生々しさを伴わない映像美が、楽しくも哀れで無残な三人の友情を浮き彫りにする。

☆デビッドがこわいと書いたが、ジュリエットもすごいぞ。やってくれるわ、お姉さん。男顔負けの気の強さ、強欲をむき出しにして それでいて妙に落ち着いてるし、女の武器もしっかり駆使するし。そしてアレックス（ユアン）は 「クイズ大貧民」を愛し「負けるが勝ち」というだけありますね。お見事。 ノリが良くてかわいくて、痛めつけられる役がまた最高にうまい。